通貨ペアを反転させたオフラインチャートを作成します。
パラメーターの設定によってはリアルタイムに更新することができるのでオンラインチャートのように動作させることもできます。
また、多くのインジケーターはそのまま動作させることができると思います。
「円安(安い=下落の感覚)なのにUSDJPYのチャートが右肩上がりってのが気に入らない!!」とか「JPYUSDのチャートが見たい」という方はぜひお試しください。
ファイルはMT4用のトップページからダウンロードできます。
画面イメージ※下のチャートが反転させたオフラインチャートです。パラメーターの「倍率」は「100.0」にしています。
ダウンロードしたZIPファイルを適当なフォルダに展開(解凍)後、通常のインジケーターと同様にMT4に導入してください。
補足:ZIPファイルはMT4用のトップページからダウンロードできます。
通常のインジケーターと同様にMT4から削除してください。
基本的な使い方は以下の通りです。
1.反転させたい通貨ペアのチャートを表示する。
2.時間足を選択する。
3.当インジケーターを挿入する。(注:「DLLの使用を許可する」にチェックを入れること)
4.オフライン・チャートリストを表示する。(メニューのファイル→オフラインチャートで表示)
5.オフライン・チャートリストから上記通貨ペアの逆の通貨ペア、かつ、同じ時間足を選択して開く。
例えば、反転させたい通貨ペアのチャートが「USDJPY」の「1時間足」の場合は「JPYUSD,H1」を選択して開きます。
他のチャートも反転させたい場合は「1.」から「5.」を繰り返してください。
反転チャートを常に最新状態にする必要がなければ「1.」で表示したチャートは閉じたり、チャートからインジケーターを削除しても構いません。
Custom Indicatorの「パラメーターの入力」の画面イメージ
当サイトのインジケーターではパラメーターの仕切りとして使用したり、コメント(注記など)を記載するために使用しています。なので値を変更しても何も変わりません。
当インジケーターはDLLの使用を許可する必要があるので忘れないように記載しているだけです。
反転させた通貨ペアの小数点以下の桁数を指定します。
例えば、「USDJPY」は一般的には2桁または3桁と思います。
これを「JPYUSD」にした場合、4桁または5桁にするのが一般的と思われますので、その場合は「4」または「5」を指定してください。
反転させたレートの倍率を指定します。
反転レートは「1÷元のレート」で算出していますが、そのレートを10倍や100倍にしたい場合に指定します。
例えば、USDJPYが113.231円の場合、JPYUSDは「0.00883」になります。(通貨ペアの小数点以下の桁数が「5」の場合)
これを10倍して「0.08831」とか100倍して「0.88315」と表示させたい場合に指定します。
補足:反転レートが「0.00883」のように小さい値だとチャートがきれいに表示されない場合があります。その場合は10倍や100倍、1000倍などにしてみてください。
Tickが発生するたびにオフラインチャートにレートを更新(反映)させるかを指定します。「true」にすると更新(反映)します。
「true」にした場合、オフラインチャートでもオンラインチャートのようにリアルタイムにレートが反映され、インジケーターもそれに合わせて動きます。
ただし、ファイルアクセスが頻繁に行われるのでMT4本体や他のインジケーター等に負荷をかけるかもしれません。
また、オフラインチャートの保存先がSSDだとSSDの寿命に影響するかもしれません。
なので、「EAは動かしていない」、「裁量取引もしていない」、「HDDを使用している」などでなければ、個人的には「false」にすることをお勧めします。
「false」の場合はバーが追加されたときに更新するので、更新は多くても1分に1回(1分足の場合)です。
なお、当インジケーターをチャートから削除した(または挿入したチャートを閉じた)場合は更新されません。(インジケーターが動作していないのですから当然ですが…)
リリース日 | バージョン | 内容 |
---|---|---|
2021/12/22 | 1.00 | 初リリース |