全チャートの通貨ペアや時間足を一括で切り替えるインジケーター「320_CSSPALL」


よくある「全チャートの通貨ペアや時間足を一括で切り替えるインジケーター」です。
GUIを利用したインジケーターの作り方」というサイトを見て「何か作ってみたい」と思って作りました。
なので機能的にはありふれた「全チャートの一括切替」です。

GUIにするからには使い勝手が良いものにしたいと思い、いろいろと工夫してみました。
あと、できるだけコメント(説明)を記述したのでGUIでインジケーターを作ってみたい人には参考になるかもしれません。

MT5での動作確認済みです。拡張子を「mq4」から「mq5」に変更して使用してください。

ファイルはMT4用のトップページからダウンロードできます。

画面イメージ:一覧選択型
時間足(足)か通貨ペア(通)かを選んだ後に下の一覧(コンボボックス)から選択して切り替えるタイプのインジケーター。
(左側のボタン(足or通)をクリックすると下の一覧が時間足または通貨ペアに変わります)
通貨ペアの種類も自動的に一覧表示されるので、パラメーター設定不要で誰でもすぐに使えるタイプ。
画面イメージ 画面イメージ
2020/08/23 Ver2.00:ボタンのフォントサイズとフォント色、ボタンの色と枠色と大きさが変更可能になりました。
パラメーターにボタンのフォントサイズとフォント色、ボタンの色と枠色とサイズを追加。
各ボタンを好きな色、大きさに変更可能。
画面イメージ

画面イメージ:ボタンクリック型(時間足専用、通貨ペア専用)
ボタンクリックだけで簡単に切り替えられるタイプのインジケーター。時間足専用と通貨ペア専用に分かれる。
利用者に合わせたカスタマイズが可能で、簡単操作で使い勝手を重視したタイプ。
画面イメージ 画面イメージ
このタイプは横に何個ボタンを並べるか指定できるので縦長や横長にもできる。
また、プログラムが書けない方でも簡単な修正でボタンの文字や種類、並び順の変更が可能。(詳細はこちらを参照)
画面イメージ 画面イメージ
2020/08/23 Ver2.00:ボタンのフォントサイズとフォント色、ボタンの色と枠色と大きさが変更可能になりました。
パラメーターにボタンのフォントサイズとフォント色、ボタンの色と枠色とサイズを追加。
全ボタンを一括して好きな色、大きさに変更可能。
簡単なソース修正を行えば、一つ一つのボタンごと変更することも可能。(詳細はこちらを参照)
画面イメージ 画面イメージ


利用の前提条件について

当インジケーターはMT4(MT5)の標準ライブラリを使用しています。
よって、「MQL4(MQL5)」フォルダの「Include」フォルダに必要なファイルが揃っていることを利用の前提条件としています。


導入方法(インストール)

ダウンロードしたZIPファイルを適当なフォルダに展開(解凍)後、通常のインジケーターと同様にMT4に導入してください。
インジケーターは3本ありますが、使用するインジケーターのみコピーしても問題ありません。

320_CSSPALL_Combox.mq4:一覧選択型
320_CSSPALL_Period.mq4:ボタンクリック型(時間足専用)
320_CSSPALL_Symbol.mq4:ボタンクリック型(通貨ペア専用)

  1. MT4のメニュー「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックする。
  2. エクスプローラーが表示されたら「MQL4」フォルダ内にある「Indicators」フォルダに当インジケーター「320_CSSPALL_Combox.mq4」をコピーする。(他2本も同様)
  3. MT4のナビゲーターウィンドウで右クリックして「更新」をクリックする。またはMT4を再起動する。
  4. ナビゲーターウィンドウに当インジケーターが表示されたらチャートに挿入する。

補足:ZIPファイルはMT4用のトップページからダウンロードできます。

補足:MT5の場合は「MQL5」フォルダの「Indicators」フォルダにコピーしますが、その後、「更新」してもMT5を再起動しても自動的にコンパイルされない場合があるようです。その場合はMetaEditorで開いてからコンパイルしてください。


削除方法(アンインストール)

通常のインジケーターと同様にMT4から削除してください。
インジケーターを削除したら「Files」フォルダにある「320_CSSPALL」で始まるdatファイルも削除してください。

  1. チャートから当インジケーターを削除する。
  2. MT4のメニュー「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックする。
  3. エクスプローラーが表示されたら「MQL4」フォルダ→「Indicators」フォルダ内の「320_CSSPALL_Combox.ex4」や「320_CSSPALL_Combox.mq4」を削除する。(他2本も同様)
  4. MT4のナビゲーターウィンドウで右クリックして「更新」をクリックする。またはMT4を再起動する。

補足:「Files」フォルダはMT4のメニュー「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックし、表示されたエクスプローラーの「MQL4」フォルダ内にあります。


画面の説明:一覧選択型

画面イメージ
画面イメージ 画面イメージ

左側のボタン(足or通)

全チャートの一括切替を時間足にするか通貨ペアにするか選択するためのボタンです。
クリックするたびに「足」または「通」の表示になります。
同時に下の一覧(コンボボックス)の内容も時間足または通貨ペアに変わります。

一括切替ボタン

このボタンをクリックすると全チャートの時間足(または通貨ペア)が一覧で選択したものに切り替わります。

一覧(コンボボックス)

切り替える時間足または通貨ペアを選択します。

時間足の場合、すべての時間足(PERIOD_M1~PERIOD_MN1)が表示されます。(MT4とMT5で異なります)
通貨ペアの場合、MT4の通貨ペアリスト(またはMT5の銘柄)で選択された通貨ペアが表示されます。
選択されていない通貨ペアは表示されません。


パラメーターの説明:一覧選択型

Custom Indicatorの「パラメーターの入力」の画面イメージ
パラメーターの入力画面

補足:「■」で始まる項目について

パラメーターを見やすくするための仕切りとして使用しています。なので値を変更しても何も変わりません。

ボタンの幅

それぞれのボタンの幅を指定します。

ボタンの高さ

それぞれのボタンの高さを指定します。

フォントサイズ(-1:既定値)

それぞれのボタンのフォント(文字)の大きさを指定します。
「8」以上を指定してください。「8」未満は既定サイズになります。

フォント色(None:既定値)

それぞれのボタンのフォント(文字)の色を指定します。
「None」を指定すると既定色になります。

ボタン色(None:既定値)

それぞれのボタンの色を指定します。
「None」を指定すると既定色になります。

ボタン枠色(None:既定値)

それぞれのボタンの枠色を指定します。
「None」を指定すると既定色になります。

表示間隔

ボタンやコンボボックスとの表示間隔を指定します。
「0」以上を指定してください。


画面の説明:ボタンクリック型(時間足専用、通貨ペア専用)

画面イメージ
画面イメージ 画面イメージ

各ボタン

クリックしたボタンに合わせて全チャートの時間足(または通貨ペア)が切り替わります。

補足:ボタンに表示されている文字はインジケーター内で定義しています。
利用者のわかりやすい文字に変更したい場合はインジケーターを修正してください。
また、切り替えたい時間足や通貨ペアを絞り込んだり、順番を変更することも可能です。
プログラムが書けない方でも簡単に修正できるように工夫しています。詳細はこちらを参照してください。


パラメーターの説明:ボタンクリック型(時間足専用、通貨ペア専用)

Custom Indicatorの「パラメーターの入力」の画面イメージ
パラメーターの入力画面

ボタンの幅

ボタンの幅を指定します。

ボタンの高さ

ボタンの高さを指定します。

ボタンの列数

ボタンを横に何個並べるかを指定します。
行数は表示するボタンの数によって決まります。(自動算出)

注意:列数を「1」や「2」にした場合、ボタンの幅を「50」くらいに広げないとキャプション部分(画面上部の閉じるボタン「×」などがある部分)が狭すぎてダイアログの移動ができなくなりますので注意してください。

フォントサイズ(-1:既定値)

それぞれのボタンのフォント(文字)の大きさを指定します。
「8」以上を指定してください。「8」未満は既定サイズになります。

フォント色(None:既定値)

それぞれのボタンのフォント(文字)の色を指定します。
「None」を指定すると既定色になります。

ボタン色(None:既定値)

それぞれのボタンの色を指定します。
「None」を指定すると既定色になります。

ボタン枠色(None:既定値)

それぞれのボタンの枠色を指定します。
「None」を指定すると既定色になります。

ボタンの表示間隔

ボタンとボタンの表示間隔を指定します。


インジケーター修正方法

メタクォーツ言語エディタ(MetaEditor)を使用してボタンに表示する文字や順番を変更する方法を説明します。
(テキストエディタを使用するなど、自分の慣れた方法で変更しても構いません)

まず、メタクォーツ言語エディタ(MetaEditor)を起動します。MT4を起動後に「F4」キーを押下して起動する方法でも良いです。

次に、メタクォーツ言語エディタ画面に表示されているナビゲータ(表示されていない場合はCtrl+Dを押下して表示する)の「Indicators」を展開(左側の「+」をクリック)して、その中の「320_CSSPALL_Period.mq4」または「320_CSSPALL_Symbol.mq4」をダブルクリックします。

インジケーターが表示されたら、「//★変更してよいのはここから」を探します。
そこから「//★ここまでです。」までが変更する場所です。
それ以外の場所にいろいろ書かれていますがプログラム部分なので無視してください。
(あっ、でもその上に記述されている文章には目を通しても良いかも…)


ボタンに表示される文字を変更したい場合は該当する行の文字を変更してください。
「320_CSSPALL_Period.mq4」の場合
ボタンに表示される文字はダブルクォーテーション「"」で括られています。

例えば、1分足を「M01」から「1分足」に変更したい場合は
{"M01",PERIOD_M1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//1分足
から
{"1分足",PERIOD_M1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//1分足
に変更します。

「320_CSSPALL_Symbol.mq4」の場合
ボタンに表示される文字はダブルクォーテーション「"」で括られているもののうち左側のものになります。
間違って右側を修正しないように注意してください。

例えば、ドル円(USD/JPY)を「USDJPY」から「ドル円」に変更したい場合は
{"USDJPY","USDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
から
{"ドル円","USDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
に変更します。

変更する文字は何でも良いと思いますが、特殊な文字など、何らかの不具合が発生するようでしたら他の文字で代用してください。


ボタンを削除したい場合は該当する行を削除してください。
例えば、週足を削除したい場合

{"D01",PERIOD_D1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//日足
{"W01",PERIOD_W1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//週足
{"MN1",PERIOD_MN1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//月足



{"D01",PERIOD_D1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//日足
{"MN1",PERIOD_MN1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//月足

のように1行まるごと削除します。


ボタンを追加したい場合は他の行をコピーしてからボタンに表示する文字と通貨ペア名を修正してください。
例えば、TRYJPYをUSDJPYの次に追加したい場合

{"USDJPY","USDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
{"AUDJPY","AUDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},



{"USDJPY","USDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
{"TRYJPY","TRYJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
{"AUDJPY","AUDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},

のように1行追加します。
ダブルクォーテーションで括られた文字のうち、左側はボタンに表示する文字なので自由ですが、右側の通貨ペア名はMT4(またはMT5)で使用されている正しい通貨ペア名を記述してください。


ボタンの順番を変更したい場合は該当する行を移動してください。
例えば、週足を日足の前に移動したい場合

{"D01",PERIOD_D1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//日足
{"W01",PERIOD_W1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//週足
{"MN1",PERIOD_MN1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//月足



{"W01",PERIOD_W1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//週足
{"D01",PERIOD_D1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//日足
{"MN1",PERIOD_MN1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//月足

のように1行まるごと移動させます。


ボタンのフォントサイズを変更したい場合は該当する行のフォントサイズを変更してください。
「320_CSSPALL_Period.mq4」の場合
例えば、1分足のフォントサイズを「18」に変更したい場合は
{"M01",PERIOD_M1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//1分足
から
{"M01",PERIOD_M1,18,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//1分足
に変更します。

「320_CSSPALL_Symbol.mq4」の場合
例えば、ドル円(USD/JPY)のフォントサイズを「18」に変更したい場合は
{"USDJPY","USDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
から
{"USDJPY","USDJPY",18,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
に変更します。

フォントサイズは3番目の値です。「8」以上を指定してください。「8」未満の場合はパラメーターに従います。
フォントサイズを変更した場合、ボタンの幅(ButtonWidth)やボタンの高さ(BUTTON_HEIGHT)も適宜変更してください。


ボタンのフォント色を変更したい場合は該当する行のフォント色を変更してください。
「320_CSSPALL_Period.mq4」の場合
例えば、1分足のフォント色を「赤色(clrRed)」に変更したい場合は
{"M01",PERIOD_M1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//1分足
から
{"M01",PERIOD_M1,-1,clrRed,clrNONE,clrNONE},//1分足
に変更します。

「320_CSSPALL_Symbol.mq4」の場合
例えば、ドル円(USD/JPY)のフォント色を「赤色(clrRed)」に変更したい場合は
{"USDJPY","USDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
から
{"USDJPY","USDJPY",-1,clrRed,clrNONE,clrNONE},
に変更します。

フォント色は4番目の値です。色を定数(赤=clrRedなど)か数値(赤=255など)を指定してください。「clrNONE」の場合はパラメーターに従います。
色の定数の種類についてはMQL5のサイトを参照してください。


ボタンの色を変更したい場合は該当する行のボタンの色を変更してください。
「320_CSSPALL_Period.mq4」の場合
例えば、1分足のボタンの色を「赤色(clrRed)」に変更したい場合は
{"M01",PERIOD_M1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//1分足
から
{"M01",PERIOD_M1,-1,clrNONE,clrRed),clrNONE},//1分足
に変更します。

「320_CSSPALL_Symbol.mq4」の場合
例えば、ドル円(USD/JPY)のボタンの色を「赤色(clrRed)」に変更したい場合は
{"USDJPY","USDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
から
{"USDJPY","USDJPY",-1,clrNONE,clrRed),clrNONE},
に変更します。

ボタンの色は5番目の値です。指定できる色については「フォント色」と同様です。


ボタンの枠色を変更したい場合は該当する行のボタンの枠色を変更してください。
「320_CSSPALL_Period.mq4」の場合
例えば、1分足のボタンの枠色を「赤色(clrRed)」に変更したい場合は
{"M01",PERIOD_M1,-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},//1分足
から
{"M01",PERIOD_M1,-1,clrNONE,clrNONE,clrRed)},//1分足
に変更します。

「320_CSSPALL_Symbol.mq4」の場合
例えば、ドル円(USD/JPY)のボタンの枠色を「赤色(clrRed)」に変更したい場合は
{"USDJPY","USDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrNONE},
から
{"USDJPY","USDJPY",-1,clrNONE,clrNONE,clrRed)},
に変更します。

ボタンの枠色は6番目の値です。指定できる色については「フォント色」と同様です。


最後に、コンパイル(F7キー押下)してエラーが無いか確認してください。


画面の表示がおかしい場合

インジケーターが起動する際、前回終了時の情報(画面の位置や大きさ等)を読み込んでいます。
そのため、インジケーターを修正した場合やその他の原因で画面の表示がおかしくなる場合があります。
その場合は「Files」フォルダにある「320_CSSPALL」で始まるdatファイルを削除してからインジケーターを起動してみてください。


更新履歴

リリース日 バージョン 内容
2020/04/07 1.00 初リリース
2020/08/23 2.00 ボタンのフォントサイズとフォント色、ボタンの色と枠色と大きさ、ボタン等の表示間隔をパラメーターで指定できるようにしました。